看護師のNP制度

米国の看護師には「RN」「NP」など、専門性の高い看護師がいまして、これからの日本の看護にも制度を導入する動きがあるのですが、これはPAに近いところがあります。

医師との個人的な信頼だけで、医師の処方箋にサインする事が可能になり、権限と責任を全て医師に委ねるものがPAとなっていますので、これと同じ権威を看護師にも与えられる制度なのですが、医師のように処方箋を出しますので、高いクオリティーが求められる資格となっています。

取得するのは非常に難しく、薬剤師までとは言いませんが、薬に対する知識は同等のレベルは必要でしょうし、新薬についても常に勉強しておく必要があります。

このように、看護師の仕事の幅が広がっているのですが、何故日本が導入に踏み切ろうとしているのかは、現在の医療業界を診て見たら一目瞭然で、人手不足だからです。

看護師の能力を高める事によって、医療ミスも少なくなるでしょうし、薬を患者さんに渡す看護師が、処方された薬をチェックする事が出来れば、弐重にも三重にも間違いがないかを確認し、正しく薬を服用してもらうことが出来ます。

そうすれば、病院全体のレベルも高まる事でしょうし、信頼できる施設となるでしょう。

ただ、処方箋を渡す責任は、全て看護師にありますので、リスクもついて回ります。

カンゴルーは、直接問い合わせてきた人だけが知る事のできる看護師情報があるようです。

将来を見据えた戦略

専門性の資格について話しましたが、資格というのは、あくまでも個人的なものであり、それが医療現場で認められる証になるのかと言うと、そうとも言い切れないもので、実際に救急救命士の資格を所得した看護師でも、その資格を活かす事が出来ないと、泣きながら相談された事もあります。

その看護師には少し厳しく言いましたが、あなたの能力を認めてもらいたいのであれば、自分で場を作り出すか、その資格の価値を理解してくれる現場で働く事です。

しかし、看護師として働き始め、上司に怒られてばかりで、自分の能力を認めてもらえないと言うような「うぬぼれ」の場合は、どこに行っても通用しないでしょう。

看護師の資格や、プラスアルファーの資格を所得して、あなたがどのように社会貢献したいのかを考える必要があり、闇雲に自己主張するばかりではなく、少し頭を使って将来を見据えた戦略を立てていきましょう。

日本医療の将来は、看護師のあり方にかかっていると思っており、どれくらい幅を広げられるかが鍵だと思っていますので、看護師になった先に何を求めるかまで考えてみてください。

そういう意味では、海外の看護師のあり方を勉強するのも良いと思いますが、あくまでも日本に適した方法で学ぶ必要がありますので、そのポイントを忘れずに。